次のイーサリアムはどれだ！！仮想通貨をカテゴライズし、有望株を考えてみた

基本的には１つのカテゴリにつき、有望なのは２位までとします。
ただし、１位や２位と違う明確な特徴があるものは、亜種として存在できると思いますので、それも有望と考えます。
何を持って順位を考えるかというのもあるのですが、すでに取引があるものは取引高、ないものは私見です。

通貨

純粋な通貨としては、１位：ビットコイン、２位：ライトコインというところだと思います。
イーサリアムは仮想通貨の取引高としては２位なのですが、イーサリアムの亜種みたいなものが多いので、別カテゴリとします。
イーサリアムの方が上ってことは、ライトコインはもうお役御免なのかもしれませんね。

匿名通貨

ビットコインなどは追跡できないわけではないのですが、完全に匿名にする通貨も存在します。
これは通常の仮想通貨に対する亜種だと考えられると思います。

このカテゴリでは、１位：Monero、２位：DASH（旧ダークコイン）と考えています。他にもあるとは思いますが、２強なので、３位以下は入り込む余地はなさそうです。

ゲーム用通貨

GameCredits（GMC）が有望です。他にもあるとは思いますが、まだ GMC も API をリリースしたばかりでこれからなのでしょう。
GMC がうまくいった場合、もう１つくらいは有望なものが出てくるのだろうと期待しています。

ただし、Augur のように、今後、イーサリアム上で作られたゲームなどが増えてくるようだと、仮想通貨は ETH を使うことになるでしょうから、GMC は苦境に立たされるかもしれません。GMC はできるだけ早くゲーム用通貨としての価値を高め、多くのゲームで使われるようになる必要があります。

DAC（分散型自動化企業）

BitShares は DAC であり、通貨としては BTS が使われます。DAC の特徴としては、利益を株主たちに分配できる仕組みを持っていることです。
例えば、取引所として OpenLedger があり、OBITS という仮想通貨が存在します。この OBITS を持つ人たちが株主のような立ち位置になり、利益を分配できるようになっています。
現在クラウドセール中の BitTeaser も OBITS と同じような仕組みで、BTSR を持つ人たちが株主のような立ち位置になり、利益をもらえることになっています。

このカテゴリは、現在のところ BitShares が唯一だと思います。

ただし、イーサリアムなどの分散アプリケーションプラットフォームでも似たようなことができるので、今後は廃れてしまうのではないかと不安も感じています。

DAPP（分散アプリケーション）プラットフォーム

イーサリアムの成功で、今一番熱いカテゴリではないでしょうか？
先日も、Lisk という DAPP プラットフォームのクラウドセールがやっていましたが、マイクロソフトのパートナーとなったというアナウンスもあり、大盛況だったと記憶しています。
今月は PRISM というプラットフォームがクラウドセールしていますし、来月の WAVES も同じように見えます。

似たような DAPP プラットフォームは今後たくさん出てくると思いますが、イーサリアムや Lisk よりも良いものが出るのか疑問があります。
個人的にはこの分野はもうイーサリアムで決まりだと考えています。２位を争う感じになるでしょうか？
ただし、他にない特徴があれば、２位でなくても、亜種として存在できると思います。

そうそう、イーサリアムも Lisk もマイクロソフトのパートナーなんですよね。
例えば、Google や Amazon などが別の DAPP プラットフォームを出したり、パートナーになったりしたら、商業的にイーサリアムや Lisk を超える可能性はあると思います。大手 IT 企業の DAPP プラットフォームへの動きは注目したいと思います。